岡山県美作市は1日、市内産針葉樹の間伐材を原料にした木材チップの初出荷式を同市美来の市役所本庁舎前で行い、初荷を祝うとともに、今後への決意を新たにした。
今年2月26日に同市と大王製紙は「木材化学事業に係る美作市産木材チップの供給に関する基本協定」を締結。市内の杉やヒノキの間伐材を兵庫県内の業者に持ち込みチップ化し、愛媛県四国中央市の同製紙工場に運んでパルプの原料にする。
出発式は関係者約50人が出席。約13㌧(約65立方㍍)のチップを積み込んだトラックの前で、萩原誠司市長が「協定を結び約1カ月間でのスピード出荷には多くの関係者の尽力があってこそ」とし、「年間2万㌧の生産を目指しており、できれば市内にチップ化工場を新設して真の市内産にしたい」とあいさつ。大王製紙の白峰幹郎資源購買本部執行役員本部長は「地域循環型社会に貢献できることはこの上ない光栄」と述べた。来賓祝辞に続いて萩原市長、白峰本部長らがテープカットし出発した。
