第1回老いも若きもワッショイ! in TANABE(田辺むらづくりプロジェクト“X”実行委主催)が22日、東田辺の旧JA田辺支所前広場で開かれ、地域住民が一堂に会し、ステージイベントなどを楽しみながら交流を深めた。
特設ステージでは美作大学沖縄県人会のエイサーを皮切りに、作州銭太鼓中谷会の踊り、津山鶴丸太鼓の演奏がにぎやかに繰り広げられ、歓声と拍手が会場を包み込んだ。途中、地元産新米おにぎりの振る舞いがあり、喜ばれた。
また、地元産のブドウや新米、焼き菓子などの販売があり、人気を集めた。
地域のきずなづくりを目的に、地元有志が実行委を立ち上げ、赤い羽根共同募金の助成を得て初めて開催。矢野伸市代表(70)は「大勢の方に足を運んでいただき、喜んでいる。御多分にもれず限界集落化の危機に瀕しているが、こんな時だからこそ横のつながりを大切にして、この地の農業を生かした持続可能なまちづくりにつなげたい」と話していた。