津山市社会福祉協議会が岡山県津山市から委託を受け子育て支援拠点として運営している「親子ひろば すくすく」の利用者が10万組を突破し、達成記念セレモニーが30日、山北の中央児童館の同すくすくで行われた。
2007年7月に開設し、山北の津山すこやか・こどもセンターから23年4月に現在地に移転。17年目を迎えたすくすくの10万組目は、9日に訪れた山北の武田加代さん(36)と琉花ちゃん(7カ月)。セレモニーでは、同協議会の坂手宏次会長が「いつでも気軽に集えて、子育ての悩みが少しでも解消できる場となるよう、努力していきたい」とあいさつ。一緒にくす玉を割って祝い、記念品を贈った。
週2回ほど利用しているという武田さんは「親同士で情報交換したり、子育てについていろいろ教えていただいたりできる場。子どもも私も楽しく通わさせていただいています」と話した。また、9万9999組目と10万1組目の親子にも記念品が贈られた。
すくすくの利用は、乳児(0~3歳)とその保護者が対象。気軽に子どもと一緒に遊んだり、親同士が子育てについて意見交換する場を提供している。保育士が2人常駐しており、親向けの講座や「おはなしタイム」などさまざまな催しも開いている。23年度の利用者数は1955組。休みは月曜(第3日曜日の翌日除く)、金曜、第3日曜、祝日の翌日。利用時間は午前10時~午後1時。利用時間内は自由に出入りでき、予約の必要はない。