創業希望者・第二創業者、起業家精神を持った学生を応援する「Homing ビジネスプランコンテスト 2023」/ 岡山県津山市

経済・産業 大賞に輝いた三宅さんのプレゼンテーション
大賞に輝いた三宅さんのプレゼンテーション
         

 津山・美作地域の創業希望者・第二創業者、起業家精神を持った学生を応援する「Homing ビジネスプランコンテスト 2023」(レプタイル主催、津山朝日新聞社など共催)が23日、山下の津山文化センター(岡山県津山市)で開かれた。一次審査を通過した6人が自身のビジネスプランを披露。アウトドアをより身近に感じてもらえる事業を発表した大芦高原キャンプ場代表の三宅康太さん(29)=美作市上山=が大賞に輝いた。
 ファイナリストは起業スクール「Homing」第5期生の生徒8人から選ばれた。審査員は丸尾宜史社長と、共催のつやま産業支援センタ―、津山朝日新聞社の各代表が務めた。
 持ち時間は3分間。観覧者約100人を前に、資源が循環する新しい養鶏の形、リタイアしたセミプロアスリートによる次世代の人材育成、学童保育の運営サポートなど多彩な事業プランをそれぞれアピールした。
 表彰式では審査員が入賞者に賞状を手渡した。大賞の副賞はINN―SECTシェアオフィス利用権20万円相当。三宅さんは「ホーミングの仲間のおかげ。アウトドアは暮らしを豊かにできると信じている。それをビジネスとして実現したい」と喜びを述べた。
 また、中川政七商店代表理取締役会長の中川淳氏が「すべてはビジョンから始まる」と題して基調講演した。
 同コンテストと創業スクール「Homing」は、「Homing」プロジェクトの2本柱。
5年間でUIJターン者を中心に100人の創業者輩出を目指しており、今回が最終年度。事業は形態を変え継続する予定。
 大賞を除く被表彰者は次の通り。(敬称略)
 ▽つやま産業支援センター賞=山本健太郎(つやまキッズサポート代表)▽津山朝日新聞社賞=岡本葉子(おかもと農園)


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