加茂中学校の文化発表会

教育・保育・学校 加茂中学校の文化発表会
         

 加茂中学校の文化発表会が28日、加茂町桑原の同校で開かれ、生徒が「総合的な学習」の授業で学び調べてきた「持続可能な開発目標(SDGs)」について発表し、会場に訪れた保護者らは熱心に生徒の話に耳を傾けた。
 同中学校の生徒110人は3〜4人のグループに分かれ、国連が地球規模の諸問題解決のために掲げる17項目の中からテーマを選び、情報を集めて解決策を話し合った。「貧困や差別をなくす」「気候変動による地球温暖化に対処する」などのほか、今年は新型コロナウイルスに関する問題について取り組んだグループが多かった。
 3年生の発表では、加茂小学校の6年生32人も来場した。そのうちGグループは「いじめと差別の関係」ついて発表した。「いじめと差別は同じ行為。多くの人が誤った考えに同調すると危険」と指摘し、「こういった行為は犯罪とみなして、人間同士の争いを解決する必要がある」と呼びかけた。発表を聞いた来場者はあたたかい拍手を送った。
 北村凪陽くん(15)は「真剣に問題に取り組んだメンバーの考えや思いを上手に伝えられてよかった」と話した。


発表をする生徒


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