加茂町塔中の加茂っこ児童クラブで28日、新年度に向けた防犯・交通安全教室が開かれ、1〜5年生20人が犯罪に巻き込まれないための対策や自転車の運転マナーなどを学んだ。
市の交通指導員が、防犯の合い言葉「いかのおすし」を題材に、子どもが自身の身を守るために取る行動を示したパネルシアターを披露。言葉巧みに誘いこもうとする不審者に対して「絶対に行かない。車にも乗らない。大声を出して逃げる。すぐに両親や学校の先生に知らせる」と呼びかけた。
このほか、ビデオや腹話術の劇を見たり、音楽に合わせて踊ったりした。来年度3年生になる加茂小の藤本蒼君(8)は「自転車に乗りたかったので、とても勉強になった。歩行者の迷惑にならないように気をつける」と語った。
加茂児童クラブ 防犯・交通安全教室