加茂小学校で行政相談出前教室 開催/岡山・津山市

行政・公共 行政相談委員の活動や役割について説明する八木委員
行政相談委員の活動や役割について説明する八木委員
         

 加茂小学校=岡山県津山市=で2023年1月17日、6年生36人を対象にした行政相談出前教室が開かれ、子どもたちが行政相談の制度や役割を学んだ。
 総務省岡山行政監視行政相談センターの職員が「行政相談とは、行政についての困りごとを聞いてその解決の手伝いをする仕事。行政相談委員は総務大臣がお願いしたボランティアで、全国で約5000人、津山市には6人いる」と説明した。
 続いて、地元の八木惠三子委員が行政相談委員の活動について話した。6年生から12月に回収したアンケートで「交差点にガードレールを設置してほしい」「冬の下校時に道が暗いので街灯をつけてほしい」など27件の相談があり、八木委員が現地確認や関係機関への連絡を行ったことを報告。道路に開いた穴の補修や壊れていたバス停の改修工事といった改善事案を含めて写真で示した。公民館などで行政相談所を開設しており「困った時は声をかけてください」と呼びかけた。
 原田結斗君(12)は「世の中のいろいろなところで行政相談が役立っていることが分かった。困りごとを一生懸命直そうとしてくれていることが分かり、うれしかった」と話した。


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