県天然記念物に指定されている岡山県真庭市の「醍醐桜」が、見ごろを迎えた。標高約500メートルの丘で咲く勇壮な咲き姿が、大勢の来場者を魅了している。
推定樹齢1000年の「アズマヒガン」で、樹高約18メートル、枝張り約20メートル。1日に開花し、4日は7分咲き。5日も大勢のアマチュアカメラマンらが訪れ、熱心にカメラを向けていた。岡山市から家族4人で来ていた一宮高校2年の坂田暁陽さんは「以前見たときより迫力がある。思い出の桜を家族でまた見ることができてうれしいです」と話していた。
醍醐桜保存会では、「見ごろは13日ごろまで続きそう」と予想している。開花中は午後9時までライトアップ。
開花情報は真庭観光WEBで確認できる。
