勝北ふれあいウォーキングクラブの、歩け歩け運動25周年記念・第153回地域ふれあい歴史探索ウォーキングが24日、市場の塩出池公園駐車場を発着点に開かれ、10~80代の約80人が地域の史跡を巡りながらさわやかな初秋を満喫した。
勝北歴史研究会共催、勝北中コミュニティースクール協賛。同研究会の上原泰彦さん(68)=新野山形=が案内した。
同池の礫(れき)岩断層や日本原の語源になった日本五平の石碑など約5㌔の行程で歩を進めた。広戸小学校の前身・致志小学校跡では「明治8年創立で、広戸小に茶釜の致志釜がのこっている」などと説明があった。
同ウォーキングクラブは旧勝北町の「勝北歩け歩け協会」が母体。現在は2カ月に1回、ウォーキングイベントを開催している。土井孝明会長(73)は「スポーツ的要素よりも広範囲な生涯学習の要素が大きく、より幅広く多世代の方に参加していただき、安全安心に楽しめるウォーキングイベントを目指したい」と話した。
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致志小学校跡で説明を聞く参加者
勝北ふれあいウォーキングクラブ、歩け歩け運動25周年記念・第153回地域ふれあい歴史探索ウォーキング