人命救助に貢献したとして美作署は8日、勝央中学校1年の青木千波さん、2年の清水颯太君、富田秀祐君、尾髙龍之介君に感謝状を贈った。
青木さんは2月15日午後4時30分ごろ、ピアノの習い事の帰りに岡山県勝央町植月東地内の国道429号線沿いで、側溝(幅、深さとも約50㌢)に90歳代の女性が挟まっているのを発見。青木さんが声をかけて救助を試み、近くを通りかかった帰宅途中の清水君らと協力して側溝から引き上げた。その後、通行人に事情を説明し、女性は親族へと引き渡された。
女性に大きなけがはなかったという。
同町平の同校で、松永雄一署長が「果敢な行動力で仲間と協力して大切な命を救ったことに敬意を表する」とたたえた。
青木さんは「勇気を出して『大丈夫ですか』と声をかけた。けががなくてよかった」。清水君、富田君らは「当然のことをしたまで。今後も困っている人がいたら率先して声をかけたい」と話した。
勝央中学校1年青木千波さん、2年清水颯太君、富田秀祐君、尾髙龍之介君に感謝状「人命救助に貢献」/岡山・勝央町