勝央町は1日、地域おこし協力隊として新たに着任した水谷一さん(45)に委嘱状を交付した。
水谷さんは、神奈川県座間市出身で多摩美術大学大学院美術研究科を修了。現代美術家として国内外で制作活動を展開してきた中、同町の隊員募集内容に興味を抱いて一念発起した。任務は、地域の歴史文化の掘り起こしや情報発信、「勝ブランド」商品を支援するストーリー・コンセプトの整理などを手掛け、アート制作も続けるという。
市役所での交付式で、水嶋淳治町長が「ほどよい田舎を目指して元気なまちづくりを進めており、魅力の掘り起こしに尽力いただきたい」と述べ、委嘱状を手渡した。
水谷さんは「現代美術のアーティストとして活動しており、この町の歴史や文化を知り、多くの人と共有できるよう頑張りたい」と抱負を話した。
活動中を含め現在、同隊員は2人。同町は2017年度から協力隊事業を継続している。
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地域おこし協力隊の委嘱状を受けた水谷さん(右)
勝央町 地域おこし協力隊員 水谷一さん