新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次いでいる子どもたちに思い出を作ってもらおうと、勝山ファーム=岡山県津山市=は2日、しらゆり幼稚園=岡山県津山市=の園児をぶどう狩りに招待。子どもたちは大粒のブドウを手に、歓声を上げた。
岡山県のオリジナル品種・オーロラブラックを作付けしている津山市東田辺の畑で行った。農園長の勝山聖子さん(38)から「優しく扱ってね」とアドバイスを受け、子どもたちは作業用の三脚に乗ってたわわに実ったブドウをハサミで摘み取った。
採りたてのブドウを洗ってその場で食べた。「おいしい」「甘い」などと言いながら夢中になって頬ばっていた。早瀬棟乃助君(5)は「採るのは難しかったけど、おもしろかった」と笑顔を見せた。
収穫したブドウは家族のお土産に持ち帰った。