本年度「勝英地域農業者のつどい」(勝英地域農林漁業担い手育成対策協議会主催)が24日、勝央町植月中の晴れの国岡山農協勝央支店で開かれた。新規就農者の激励、活動事例発表などがあり、約50人が地域農業活性化へ決意を新たにした。
同地域の農業者、関係機関の職員らが参加。激励会では昨年就農した4人のうち、出席の3人に記念品と花束が贈られた。
移住してブドウ栽培に挑む積山知幸さん(36)=勝央町石生=は「一日も早く担い手になれるよう努力していきたい」、父から酪農を引き継いだ小村拓矢さん(31)=同=は「飼料や燃料が高騰して厳しい向かい風の中だが、頑張っていきたい」、移住してモモ栽培を手掛ける二宮貫太さん(45)=美作市小房=は「学んだ栽培技術を生かして高品質を目指したい」と抱負を述べた。
続いて活動事例発表では、勝央町農業後継者クラブ大空会の?山真宏さんがオーロラブラックの遅出し技検討、勝間田高校森林コース2年生4人が桜の癌腫(がんしゅ)対策について説明。全農県本部によるスマート農業に関する講演もあった。
勝英地域農業者のつどい 地域農業活性化の決意
- 2023年1月26日
- 経済・産業