老朽化のため移転新築する勝央町立勝間田保育園=岡山県勝田郡勝央町=の工事安全祈願祭が11日、同町岡の建設予定地で行われた。2025年7月の完成、秋までの開園を目指す。
計画では、現園舎(1980年築、同所)の約400メートル西側の民有地(7282平方メートル)を取得し、鉄骨2階建て延べ2839平方メートルの園舎を整備。保育室11室、プレイルーム2室、調理室、職員室などを配す。土地代を含めた総事業費は約16億円。
式には関係者約30人が出席。くわ入れなど工事の安全を祈願する神事の後、水嶋淳治町長が「少子化が進む中でも南部エリアは子どもが減っておらず、200人定員のまま。保護者も待ちに待った着工であり、一日も早い完成を願っている。園児たちが安全に楽しめる配慮をし、地域と融和した子育てをしていきたい」と述べた。