勝間田高校 創立120周年記念式

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 勝間田高校の創立120周年記念式が22日、勝央町勝間田の同校で開かれ、全校生徒や教職員らは歴史と伝統を受け継ぎ、一層の飛躍を目指す誓いを新たにした。
 約360人が出席し、生徒は各教室でリモートで見守った。中野功校長が「校歌に刻まれた『先人の思い』を心の支えとし、生徒たちが自分の人生を切りひらく力をつけ、地域社会に向き合うことのできる人材の育成に努める」と式辞。特別功労者としてこの10年間の校長やPTA会長、永年勤続の学校医や職員らに感謝状を贈った。
 来賓の水嶋淳治町長の祝辞に続き、生徒会長の富阪悠斗さん(総合学科2年)が「先輩たちが築いた120年の栄光を基礎として明日からの新しい歴史を、情熱を受け継いで私たちが刻んでいく」と決意を述べた。
 記念事業は、記念誌の発刊、正門玄関と生徒昇降口への案内モニター設置、校内歴史資料館の補充、校誌「清しき風」記念号発刊を行う。
 同校は1901年、勝田郡立農林学校として開校。81年、勝間田農林高校から勝間田高校に改称。2005年、再編整備に伴い日本原高校と統合した。学科改変を経て現在、総合学科の1学科5コース(森林、園芸、食品、自動車、ビジネス)となっている。在校生260人、卒業生1万8560人。


創立120周年を祝った勝間田高校の記念式


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