岡山県真庭市の十日会(酒井健司会長)は8日、新型コロナウイルス感染予防対策として、同市にアルコール消毒液を贈呈。市は同日、市内幼稚園、保育園、こども園など市立、私立計21園に、5リットルずつ配布した。
同会は久世地区の商工農業者の若き担い手たちが自己研さんや仲間との親睦を目的に集まった有志団体。同ウイルス感染拡大防止として夏に開催を予定していた第6回キッズライダー大会の中止を決定。同大会には3歳から小学1年生までが参加する予定だったことから、開催費用の一部を消毒液購入に充て、幼児の通う施設用に寄贈を決めた。
贈呈式は久世の市役所で行われ、酒井会長ら4人が訪問し、太田昇市長に消毒液を手渡した。
「子どもたちの安全安心の一助になれば」と酒井会長。太田市長は「貴重な消毒液の寄付をいただき、大変感謝している。さっそく、各園に届けたい」と礼を述べた。
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アルコール消毒液を市に寄贈した十日会の酒井会長(左)
十日会、岡山県真庭市へアルコール消毒液を贈呈