作州俳人協会は団体の解散に合わせ、能登半島地震の被災地支援金として活動費約13万円を津山市社会福祉協議会に贈った。
会員の高齢化、減少に伴い、2013年から活動を休止していたが、幕引きの区切りとして役員で話し合って決めた。生田作副会長(81)=北園町=ら4人が山下の市総合福祉会館を訪れ、「今も厳しい寒さの中頑張っている人たちのために、有効に使ってほしい」と坂手宏次会長に手渡した。
坂手会長は「みなさんの思いを受け、責任を持って送る」と礼を述べた。
寄付金は石川県共同募金会を通じ、義援金として被災者に届けられる。
同会は美作地域で長年にわたり俳句振興に寄与し、最盛期には90人の会員がいた。