参拝者迎える準備整う マムシ除けで知られる 福力荒神社大祭/岡山・津山市

経済・産業 のぼり旗を立てて参拝者を迎える準備を進める氏子たち=岡山県津山市で
のぼり旗を立てて参拝者を迎える準備を進める氏子たち=岡山県津山市で
         

 マムシ除けで知られる福力荒神社=岡山県津山市福力=の大祭が25日から始まる。同祭は旧正月に恒例で行っていたが、今年から1月最終土曜日から3日間実施。神社ではマムシ除けに効くとされる御浄砂(ごじょうさ)などを用意し、参拝者を迎える準備を整えた。

 御浄砂のほか、安産祈願や招福のお守りなどを準備。拝殿では3日間とも午前10時から神事が行われ、地元の大崎小5、6年生女子児童が「浦安の舞」「豊栄の舞」を奉納する。参道には飲食や農具、刃物といった露店約100店が軒を連ねる。

 23日には地域の氏子約40人が、しめ縄の交換や本殿の飾り付け、拝殿の掃除などを手分けして行ったほか、神社西側と参道から御旅所までに高さ7~8メートルののぼり旗も設置。専用の支柱にわら縄でしっかりと固定させ、計6本を取り付けた。

 神﨑剋宏総代長(69)は=福力=「ご利益があったとお礼参りに来られる方も多くいらっしゃる。ぜひお参りにどうぞ」と話している。

露店が軒を連ねる昨年の様子
露店が軒を連ねる昨年の様子


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