瑞単・技術検定功労
内田佳秀さん(64)
新野山形
「モノづくりには強いこだわりがある。技能検定委員として微力ながら社会に貢献できた思い」とほほ笑む。
コネクタメーカーの日本圧着端子製造生産技術センターに1980年入社し、研削加工やプレス金型の開発、所長も務め42年間、一貫して生産技術を担当。一方で98年から2016年まで、プレス金型製作などの県技能検定委員として後進の育成に尽力した。
「ロボットや制御技術が進んだ今の業界でも、人の手でモノづくりができることの意義は大きい。技能検定は時代のニーズにマッチした要素を取り入れながら進化、継続すべき」。