「建国記念の日を祝う会」(日本会議岡山津山支部主催)が11日、大田のリージョンセンターで開かれ、イラストレーターでシンガーソングライターのあべまりあさんが、古事記から学んだ愛和の心の大切さについて話した。
演題は「日本・日本人の原点〜古事記のお話〜」。同書を元に書いた自身の著書から「アマテラスのみそぎ」「イワナガヒメ」といった物語を朗読し、体験談を話した。
パートナーとの結婚生活や仕事が上手くいかず、苦しんだ時期に古事記を読み、「見栄や体裁などあらゆる執着心を捨てると心が楽になり、人生が開けた」と強調。参加者と笑顔作りや発声練習を実践し、「人生辛い時も清らかな愛和の心と勇気を持って、笑顔で生きていきましょう」と呼びかけた。
「建国をしのび、国を愛する心を養う」とされる同日に恒例で開き、市民ら約150人が聴いた。