台湾・台北市の中学生が4日、修学旅行の一環で岡山県美作市を訪問し、勝田中学校の生徒たちと交流した。
美作市を訪れたのは、台北市立民権中学校の1、2年生と引率教員40人。真加部のかつた市民センターで交流会が開かれ、勝田中の全校生徒41人とふれあった。
バスが到着すると「ようこそ!つながりは未来へ!」と書いた横断幕を掲げて歓迎。記念品や土産の交換に続き、互いの学校の魅力や取り組みを紹介し合った。
地元の勝田清流太鼓のメンバーに教わって和太鼓に挑戦。和太鼓は初めてという生徒たちだったが、興味津々で両手にばちを握り「手首を柔らかくして真ん中をたたこう」とアドバイスを受け、リズムに合わせて軽快に音を鳴らした。このあと勝田中の生徒が考えたクイズやゲームをみんなで楽しんだ。
お別れの式では勝田中の代表生徒が「お互いに新しいことをたくさん知ることができた。また日本に来てください」。民権中の生徒は「言葉をうまく話せなくても簡単な日本語や英語で仲良くできた。楽しい思い出をたくさん作ることができた」とあいさつした。
民権中は広島県内の厳島神社や平和記念公園、姉妹校の広島修道大学の中学校を訪ねたほか、福山市で民泊を体験。美作市では湯郷温泉に宿泊した。
