岡山県内に大きな被害をもたらした台風7号を受け、中国地方整備局は16日、記録的な大雨の影響で橋が崩落した同県鏡野町上斎原に、緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE(テック・フォース)」を派遣し、早期復旧に向けた現地調査を行った。
岡山国道事務所の職員3人がテック・フォースとして現地入り。被災自治体に技術的な支援などを行い、早期復旧につなげる。
橋は町道の大石大木山橋(27メートル)で、橋脚が倒れて一部が崩落。職員たちは仮設橋の設置も視野に入れ、町職員とともに被災状況や地形などを調べた。
岡山国道事務所の波戸秀浩総括保全対策官は「橋の機能が早期に確保できる方法を検討し、町にアドバイスしたい」と話した。