吉井川漁協(松田安弘組合長)は29日、管内の吉井川本支流にフナの幼魚約1100匹を放流した。
釣りが難しくなる寒ブナのシーズンに合わせて例年実施し、幼魚は奈良県の養殖業者から仕入れた10〜15㌢、15〜20㌢前後のヘラブナとマブナ。本流中流域と香々美川、皿川、横野川に配分した。
このうち皿川の高尾地内では、バケツから約300匹が放たれ、フナたちは元気よく流れの緩い瀞(とろ)場に泳いでいった。
松田組合長は「2、3年もすると良型になり、強い引きでファンを喜ばせてくれるだろう」としている。管内のフナ漁には、3等(年券2200円)の遊漁券が必要。
Pフナの幼魚を放流する組合員
吉井川本支流にフナの幼魚約1100匹を放流
- 2020年12月10日
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