土用の入りを控え吉井川漁協(松田安弘組合長)は6日、管内の本支流にウナギの幼魚70?、約1400匹を放流した。
静岡県の養鰻(まん)場で中間育成した平均50?、体長30?前後のサイズ。本流を中心に加茂川、香々美川、横野川と宮川、広戸川、皿川、倭文川、打穴川、本山川、甲和気川に配分した。
このうち横野川と宮川は、数カ所に分けて組合員がバケツから放ち、ウナギたちは元気に身をくねらせて雨で増水した流れに消えていった。
同漁協では「今年は稚魚が不漁の中、なんとか匹数を確保できた。2年後には150?前後の食べごろになる」と話している。
同漁協管内のウナギ漁は、もじ(漁期5月1日〜9月末)と夜ぼり(同通年)に遊漁券1等(年券1万1000円)、釣り(漁期通年)とつけ針(同)に2等(年券4400円)が必要。
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横野川にウナギを放つ組合員
吉井川漁協 ウナギの幼魚放流