吉井川漁協は5日、管内の本支流にモクズガニ計10キロ、約400匹を放流した。9月ごろに毎年実施し、今回は島根県で捕れた平均100グラム、全長15センチのサイズ。
広戸川、横野川、皿川、鏡野地区などに各2.5キロを配分した。このうち横野川では、組合員がバケツから放つと、元気に足を動かして流れに消えた。
同漁協の井上忠義さんは「もう一回り成長したら、だしが良く出る。おいしく食べてもらいたい」と話していた。
モクズガニはつめに藻くずのような毛が生え、体色は緑褐色。秋から冬にかけて味がよくなり、汁物などにされる。
おいしく育ってね モクズガニ10キロ約400匹を 願いを込めて放つ/岡山・津山市・鏡野町
- 2022年9月7日
- 自然