奈義町中島西の吉野神社に6日、来年のえと・丑(うし)の大絵馬がお目見えした。
縦80㌢、横1・9㍍のベニヤ板製で、同所の画家・花房紗也香さん(32)が約2週間かけて制作。町内の牧場で撮影した和牛の顔の画像を転写し、背景に水玉模様や淡い花柄をアクリル絵の具で描いており、ポップアート感覚の作品になっている。
奉納行事には氏子ら8人が参加し、おはらいをした後、拝殿前に設置。髙山命之宮司(64)は「現代的な作風に感激した。来年は牛歩でも着実に世の中が好転し、コロナ禍が収束してほしいもの。参拝して開運招福、家内安全を祈念してほしい」と話している。
大絵馬の奉納は2011年から行われ10回目。来年2月末まで飾られる。
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吉野神社にお目見えした丑の大絵馬
吉野神社にお目見えした丑の大絵馬
- 2020年12月8日
- 歴史・文化