旧久米町出身の和太鼓奏者・坂本雅幸さん(東京都)ら音楽ユニット「神鳴KAMI-NARI」によるライブが19日、岡山県津山市中北下の久米総合文化運動公園グラウンドであり、地域住民を魅了した。
神鳴は元ブルーハーツでドラマーの梶原徹也さん、鼓童時代の先輩で篠笛の阿部一成さんで構成。今回第42回「ふれあい広場 久米ふるさとまつり」内の特別ステージに登場した。
大勢の観客が見守る中、冒頭から和洋の太鼓が刻むビートと、優美な笛の旋律が会場を圧倒。ユニット名の由来や地元の思い出話を紹介しながら、それぞれ個性あふれるアドリブソロ、梶原さんと坂本さんによる二人羽織風の和太鼓、フィナーレでは大太鼓を交えた息の合った音色が響き渡り、観客から大きな拍手が送られた。
友人と訪れた坪井上の70代の女性は「3人の生演奏は初めて聴いたが迫力がすごい。来てよかった」と話していた。
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