岡山県鶴山吟遊会(髙山鶴山会長)の第219回夏季大会が25日、岡山県津山市加茂町小中原の百々温泉めぐみ荘で開かれ、修練を積んだのどで来場者を魅了した。
岡山県の歴史上の人物の生誕地を巡る映像に合わせ、会員13人が披露。岡山藩主・池田光政、剣聖・宮本武蔵、画家・竹久夢二ら10人のゆかりの場所を順番に紹介し、「偶成」「芳山」「日本刀」などを吟じた。訪れた人たちは目を閉じ、情景を思い浮かべながら聴き入り、1曲ごとに大きな拍手を送っていた。