「野鳥フォトサークル翼」の第3回写真展「四季の野鳥」が沼のくらやアートホールで開かれ、鳥たちの野生美をとらえた意欲作に来館者が見入っている。19日まで
県内の愛鳥家でつくる同サークル(影山克己代表)のメンバー9人が、国内外で撮影した近作計45点を出展。
田んぼで魚を捕らえたコウノトリ、獲物をわしづかみにして舞うハヤブサ、麦畑で親鳥からえさをもらうスズメのひな、新緑に青い羽が映えるオオルリなど、生き生きと臨場感あふれるカットが並ぶ。海外ではエクアドルの鮮やかなアオミミハチドリが目を引く。
久米南町中籾の岸清巳さん(61)は「どれもシャッターチャンスをじっくり狙っていて、それぞれの生態までわかるよう」と話した。
影山代表(72)=山方=は「四季折々に見られる身近な種から希少種まで、心和む親子のシーンも多い。気軽に見に来てほしい」としている。
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野鳥たちの写真に見入る来場者
四季の野鳥 フォトサークル翼・写真展
- 2021年10月15日
- 芸術