城西地区の写真愛好家らによる第3回「浪漫館写真展」が、岡山県津山市田町のまちの駅城西浪漫館で開かれ、四季の風景などをとらえた意欲作が来館者の目を楽しませている。26日まで。
初回から出展している福田幸夫さん(80)=小田中=らが仲間を集め、今回は7人が近作を含む計28点を2階ギャラリーに並べた。
満開の桜と津山城や雪化粧した衆楽園をはじめ、画面いっぱいに広がる大雄寺の紅葉、徳守神社の勇壮な獅子練りなど臨場感漂うカットがずらり。さらに小枝に飛来するカワセミ、透き通る花びらの月下美人なども季節感があふれる。
小田中の立畠堅志さん(77)は「田町の武家屋敷に咲くロウバイの写真がお気に入り。どれも撮影者の個性が感じられて面白いですね」と話していた。