「としょかんガチャ」登場 マスコットや文豪の缶バッジ 全10種類「何が当たるかな?」/岡山・津山市

行政・公共 としょかんガチャに挑戦する子ども
としょかんガチャに挑戦する子ども=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市のマスコットキャラクター「ごんちゃん」などをあしらった缶バッチがでてくるカプセルトイ「としょかんガチャ」が、市立図書館に登場し、子どもたちの注目を集めている。設置は8月31日まで。

 夏休みの特別企画として実施中。バッジの大きさは約4センチで、製作からデザインまですべて同県真庭市の就労継続支援B型事業所「ジーニー」で働く18〜48歳の利用者5人が手掛けている。愛らしい姿のごんちゃんのほか、樋口一葉や芥川龍之介、江戸川乱歩といった日本を代表する文豪たちが描かれた全10種類を用意しており、1回100円で遊べる。

 設置している機械を見つけた小学生らがさっそく挑戦。コインを機械に投入した後、「何が当たるかな」と言ってハンドルを回し、出て来たカプセルを興味津々な様子で開けていた。上加世田暁姫さん(9)は「とてもかわいらしい絵。妹の洋服につけてあげよう」と喜んでいた。

 ガチャの収益は、必要経費を除き、同事業所の利用者の工賃に充てられる。

 


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG