美作大学・同短期大学部は、2023年度に同大の学生が受験した国家試験などの結果をまとめた。各合格率は介護福祉士100%、社会福祉士93.3%、管理栄養士87.1%で、それぞれ全国平均を大きく上回る好成績。小学校教員採用試験でも20人が現役合格を果たした。
介護福祉士は短期大学部専攻科1年生12人が挑み、3年連続で全員合格を達成。全国平均合格率は82.8%だった。
社会福祉士は社会福祉学科4年生45人のうち42人が合格。全国平均58.1%を大幅に上回り、中四国・九州沖縄地方の私大では8年連続の1位となった。
管理栄養士は食物学科4年生85人のうち74人が資格を手にした。全国平均は49.3%だった。
小学校教員採用試験は児童学科の4年生31人中20人が現役合格し、4年連続で20人以上を達成。そのうち学生出身県での合格者は19人で、95%の高いUターン就職率を実現した。
桐生和幸学長は「難易度に対する合格者が多く、学生と教員が一致団結して取り組んだ成果が出た。これからも『教育のみまさか』として、高い実績を残していきたい」としている。