岡山県奈義町の陸上自衛隊日本原駐屯地で12日、自衛官候補生の入隊式が行われ、18歳から22歳の計19人が国防を担う隊員への一歩を踏み出した。
来賓や家族を含め約110人が出席。候補生代表の中村正薗さん(18)が倉本貴史駐屯地司令に向かって入隊を申告し、続いて大沢誠波さん(20)が「名誉と責任を自覚し、心身を鍛え、自衛官として必要な知識、技能の習得に励みます」と宣誓した。
倉本司令は「教育隊生活の中で戸惑いや不安、体力的な厳しさを感じるかもしれないが、くじけずチャレンジし、同期のきずなを大切にしながら前に進んでほしい」と式辞を述べた。
候補生は同駐屯地での約3カ月間の基礎教育終了後、全国の駐屯地に分かれて専門教育を受け9月末に部隊へ配属される。
