「節分の日国際コンサート」(奈義町教委主催)が3日、岡山県勝田郡奈義町豊沢の町文化センターで開かれ、音楽を学ぶ海外の大学生らを迎えた国際色豊かな楽曲が来場者を魅了した。
ロシアから同町へ移住したバラライカ奏者のナウモフ・ドミトリーさんと妻でピアニストの矢野裕美さん(モスクワ音楽院卒)の教え子や後輩が訪ねて来たことをきっかけに立ち上がった企画。
バラライカを学ぶ中国人の于小欧さんとバラライカの愛好家でバリトンのアメリカ人・ホンダー・アーサーさん、モスクワ音楽院でピアノを専攻するベラルーシ人のステパノワ・アリーナさんに加え、ソプラノの丸山依里さんとバイオニストの得田果余さん、ナウモフさんと矢野さん、2人の息子でボーイソプラノのレオ君も出演。ロシア、中国、日本民謡をはじめ、ドボルザークやカミーユ・サン=サーンスらのクラッシック音楽、日本の童謡など計18曲を披露した。
哀愁を帯びつつも情熱的なバラライカやピアノの旋律、伸びやかな歌声に来場者たちは聞き入り、演奏が終わると大きな拍手を送った。同町広岡の福元ます子さん(77)は「素晴らしい演奏だった。普段聴く機会が無い音楽にふれることができたのもうれしい」とにっこり。
于さんらは「お客さんたちが温かく迎え入れてくれたことがうれしく、心地良く演奏することができた」と表情を緩め、レオ君も「みなさんに聴いていただけてありがたかった。この先、声変わりが始まるけど、無理せず自分に合った歌い方を考えながら頑張っていきたい」と話していた。
