ハロウィーンを前に、岡山県津山市二宮のつやま西幼稚園でこのほど収穫祭があり、地域の人がカボチャの飾り「ジャック・オー・ランタン」を作って子どもたちにプレゼントした。
園を訪れたのは、世界ベンチプレス大会のマスターズのチャンピオン・石本直樹さん(61)=同市神戸=と、穀粉製造業・半鐘屋=同市伏見町=社長の岡田裕治さん(49)ら4人。園児約50人が参加した。
29キロと21キロの巨大カボチャを持ってきた2人は、包丁とお玉で中をくり抜き、怒った顔と笑った顔を作製。園児が育てたカボチャも使って3個を仕上げた。
中にロウソクをともし、ジャック・オー・ランタンが浮かび上がると、子どもたちは大喜び。みんなで歌を歌いながら踊り、楽しいひと時を過ごした。今回作ったジャック・オー・ランタンは玄関横に飾られている。
石本さんと岡田さんは、子どもたちに外国のお祭りの楽しさを知ってもらおうと、この取り組みを旧院庄幼稚園から20年続けている。