岡山県養蜂組合連合会(鈴木康正会長)は8日、津山市新田のレンゲ畑に大崎保育園の園児らを招待し、恒例の「れんげパーティー」を開いた。ピンク色に染まる畑でかけっこをしたり、蜂蜜を味わったりしながら楽しいひと時を過ごした。
園児が昨年10月に種をまいた片岡学さんが管理する田んぼ(約4アール)でレンゲが満開。鈴木会長は「レンゲに集まる蜂を手で振り払ったりせず優しく見守ってほしい」と呼びかけた。
この日は年中、年長児26人と、大崎地域の子育てサークルの親子が参加。レンゲの花で首飾りを作ったり、〝花のじゅうたん〟の中を駆け回ったりしながら、元気いっぱい遊んだ。
この後、同所で鈴木さんが採蜜したハチミツ入りの食パンをほおおばり、自然の恵みを味わった。
池上湊一朗君(5)は「走って競争するのが楽しい。蜂蜜は甘くてめちゃくちゃおいしかった」と笑顔で話した。
地域の子どもたちに自然のサイクルについて学んでもらおうと毎年開催している。
