在京タイ王国大使館の公使参事官らが23、24の両日、タイの留学生が学ぶ岡山県津山市沼の津山高専を訪問し、在籍する13人との懇談や国際寮の視察などを行った。
同高専では2019年から、タイ政府奨学金留学生としてプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクールの学生を受け入れている。また21年からは、タイ高専から3年次編入生の受け入れも行っている。
学生生活の様子などを確認するため、長塚サイサーン公使参事官と職員の3人が来校。21年に校内に整備された国際寮を見学し、ラーニングスペースで留学生たちと面談。タイ語で和やかに話し合う様子が見られた。
公使参事官は「津山高専が一人一人をよく見てくれており、留学生同士も仲が良く、充実した生活を送っていることが確認できた。大使館として感謝したい」とコメントした。
5年のマーナギットシリスッティ・プンさん(19)は「高専の先生や職員の皆さんにお世話になり、生活で困ったことはなく、今は卒業研究に力を入れている。将来タイ高専の教師になりたいので、しっかり勉強を頑張りたい」と話していた。