「津山圏域企業出前説明会」(津山広域事務組合主催)が9日、津山商高校=岡山県津山市=と美作高校(同)で開かれ、地元就職を希望する3年生が企業の担当者に業務内容などについて聞いた。津山商では11日まで実施。
ハローワーク津山など主催の「高校生のためのジョブフェア(19日)」に参加できない企業と、地元就職を目指す生徒のために初めて企画。津山市、勝央、美咲、鏡野町から製造、小売、物流、サービス業などの計32社が参加した。
このうち津山商には初日、6社が出向き、3年生(158人)のうち48人が参加。各教室で担当者が会社概要、業務内容、勤務条件、福利厚生、求める人物像などについて画像を交えて説明し、生徒たちは熱心に聴き入った。同校OGの若手社員が就活の心得をアドバイスする社もあった。
情報ビジネス科の男子(18)は「接客業を希望しており、今聞いた企業は思っていた以上にさまざまな事業を展開していて興味を抱いた。地元就職の選択肢が広がり、参考になる」と話していた。