岡山県津山市は1日、地域おこし協力隊として新たに着任した益山俊太さん(25)に委嘱状を交付した。
益山さんは東京都出身で、日本食の料理人を経て前職は貿易業。農事組合法人アグリ堀坂で、栽培技術の習得や農作業の支援、地元事業者と連携しながら地域産物の販売促進や商品開発を行う。インスタグラムなどを通じて地域の農業や行事などについて発信していく。
山北の市役所で谷口圭三市長が委嘱状を手渡し、「一日も早く地域に溶け込み、自身の新たな方向性を探ってほしい」と激励。益山さんは「津山の山々や豊かな自然に魅了された。活動を地域の活性化につなげたい」と抱負を述べた。
益山さんを含め現在、同隊員は10人。同市は2015年度から協力隊事業を継続している。