津山市は1日、地域おこし協力隊として新たに着任した隊員3人に委嘱状を交付した。
津山産小麦生産普及連絡協議会で製粉や新商品の調査・開発をする小岩里砂さん(47)、土屋慶さん(33)は農業組合法人さいのたに、池野大輔さん(41)はLAアライアンスでそれぞれ農業技術習得や就農などを目指す。小岩さんは北海道、池野さんは千葉県、土屋さんは埼玉県からそれぞれ移住した。
山北の市役所であった委嘱式では、谷口圭三市長が「大変心強い。それぞれの地域で培ってきた経験や知識を発揮し、計画実現に向けて頑張っていただきたい」とあいさつし、一人ひとりに委嘱状を手渡した。
小岩さんは「津山産小麦を使ったパンを食べて、移住を決めた。地元のフルーツや野菜も積極的に使ったおいしいパンを作りたい」と抱負を語った。
地域おこし協力隊の任用期間は1年間で、最大3年まで延長可能。