子どもたちに、地域の人たちが温かいまなざしで見守ってくれていることを知ってもらいたい―。鶴山中学校=岡山県津山市=の図書館で4日、地域と学校の交流の場「つるやまかふぇ」がPTA主催で開かれ、保護者や教職員、地域の人たちが飲み物を楽しみながら和やかに意見を交わした。
6月に続いて2回目。鶴山中学校運営協議会の協力で開催した。
この日はPTAのボランティア6人がホスト役。地元専門店の協力で本格的なコーヒーなど各種ドリンクを提供した。時間になると、保護者や地域の人たちが続々と集まり、子どもたちの部活や勉強、子育ての悩みなどについて話していた。また、休憩時間になると生徒たちも立ち寄り、はにかんだようすであいさつを交わすなどしていた。
須一友紀PTA会長(45)は「普段話すことのない人たちと温かい交流ができて良かった。子どもたちも楽しんでくれていた。多くの方に支えられて育っている。そんなことに感謝の気持ちを持てる人間に育ってほしい」。児島みどり校長は「地域に開かれた学校にしたいという思いが強い。子どもたちと地域をつなげるとても良い機会だと思う」と話していた。
今後も月に1回のペースで開催予定。