岡山県のスーパーチェーンのマルイ(津山市上河原、松田和也社長)と学校法人美作学園美作大学(津山市北園町、桐生和幸学長)が8日、連携協定を結んだ。一層の商品開発や人材育成などを進め、地域の発展を目指す。
両者は2013年に共同開発契約を結び、これまで同大生活科学部食物学科や同大短期大学部栄養学科の学生と26種類の弁当を開発、販売している。今回の締結によって双方の知的、人的資源を活用しながら、多様な人材活躍の推進、街づくりやサスティナビリティの取り組みなどを進めていく。具体的内容は今後協議する。
上河原のマルイ本部で調印式があり、協定書を交わした松田社長は「若い感性を会社に取り入れ、学生にとっては成長の機会にしてもらいながら、大学と共に地域を活性化させたい」。桐生学長は「食の分野で連携を深め、子ども、福祉分野でも産学連携を広げ、地域で必要とされる大学を目指したい」と述べた。
