加茂地域の秋を彩る「第37回かも谷まつり」(同実行委主催)が2日、岡山県津山市加茂町塔中の加茂町文化センター横駐車場で開かれた。多くの地元住民や家族連れが訪れ、笑顔あふれる一日となった。
会場では、和牛串や焼き鳥、うどん、焼きサンマなどのテント村が立ち並び、香ばしい匂いに誘われた来場者が列をつくった。木工品やリサイクル雑貨の販売もあり、ステージではマジックショーや餅投げが行われ、歓声と拍手が絶えず、秋の空に子どもたちの笑い声とともに響いた。
娘と2人で楽しんでいた加茂町小中原のパン店店主・兼藤富慈子さん(67)は「年に1度の、地域の人が集まるイベント。ゆっくりできて良かったです」と笑顔を見せた。
