田邑公民館と津山西中学校卓球部とのコラボ企画「卓球交流会」が23日、岡山県津山市の同公民館で開かれた。同卓球部は日ごろから同公民館多目的ホールを練習に使用しており、感謝の気持ちを込めて地域の愛好家らに手ほどきした。
学校と地域が力を合わせて学校の運営に取り組むコミュニティスクール活動の一環。同部員9人と、同公民館を拠点に活動している卓球5チームから15人が参加した。
フォアクロス、バッククロスなどのラリーで和気あいあいとウォームアップ。シングルとダブルスで交流試合を行った。本気モードの部員たちを、一般の人たちも一生懸命迎え撃った。試合終了後、キャプテンの井原聡太君(2年)が「地域の人たちとつながることができて良かった。これからも地域の一員として、色々な行事に積極的に参加したい」と礼を述べた。
田邑卓球クラブの大林タツエさん(75)=上田邑=は「私たちのクラブは70代から最高齢92歳の11人で活動しています。こうした交流は初めてで、とても楽しかった」と述べた。高畑益巳館長(69)は「皆さん本当に楽しそうにプレーしておられて、企画して本当に良かった。今後につなげていきたい」と話していた。