第2期「津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(2020〜24年度)」の取り組みを検証する、市地域創生推進会議(会長・中村良平岡山大大学院特任教授)社会環境分科会が29日、岡山県津山市の津山市役所で開かれ、昨年度の進ちょく状況の報告を聞き、意見を交わした。
19の数値目標と、基本目標ごとに設置されたKPI(重要業績評価指数)127項目の昨年度実績の報告を受けた。昨年度の同分科会で委員から要望があった「特別支援教育」や「発達に課題がある子どもたちへの支援」などについてそれぞれ回答があった。
また各委員から「不登校問題」や「保育現場の人手不足」「ひとり親家庭の学童保育利用料金援助」などについて意見・要望が寄せられた。
行政や大学、教育、子育て関連団体などの有識者でつくる分科会メンバー8人が出席。中村会長が「多彩な観点から提案を」とあいさつした。
同会議は二つの分科会に分け、年1回開催。経済分科会は7月に開かれた。