津山商工会議所の新年互礼会が1日、岡山県津山市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれ、地域経済活性化へ一丸となってまい進する決意を新たにした。
会議所、政界関係者ら約100人が出席。松田欣也会頭によるあいさつでは、昨年の国内外の経済情勢などを踏まえ、「津山地域は人手不足が顕在化し、休業や廃業に追い込まれている事案が増えている。今年も各企業による価格転嫁、物価上昇が続くので地域全体での消費支出が落ち込むのではないか」と地域経済を危惧。
その上での新たな挑戦として、東南アジアへの使節派遣など海外の販路拡大、スタートアップ企業の育成・誘致、中心市街地活性化の一策として作陽高校・大学跡地の活用案の検討などを掲げ、「地域経済を守るためにあらゆるミッションに挑んでいく」と力を込めた。
来賓の谷口圭三市長らの祝辞のあと、二つのたる酒を鏡割りし、中島完一市議会議長の音頭で乾杯、懇親に入った。