岡山県の津山産小麦を使った学校給食用麺の試食会が14日、津山市下高倉の高倉小学校で開かれ、市や市教委などの関係者が生産者の話を聞きながら献立を味わった。
市内小中学校の給食で2学期から地粉の麺3種を提供している中、「おかやま地産地消週間(12~18日)」に合わせて実施。
谷口圭三市長、有本明彦教育長、地場食材の生産者、JA職員らが参加し、津山産小麦生産普及連絡協議会の井上好雄副会長が「薄力粉になるふくほのかを手掛け、タンパク質量12%の安定品質を維持するよう努めている」などと説明した。
続いてソフト麺と鶏肉や野菜を煮込んだ豆乳クリームソースのスパゲッティ、サラダなどを試食し、食事中の児童たちの様子も見て回った。
谷口市長は「麺にもちもち感があって、地場野菜、優しい味付けも相まっておいしい。顔の見える生産者が子どもたちに安全安心な食材を給食に提供してくれるのはありがたく、今後も使う割合を増やしていく」と話した。