第24回「津山城下町雛めぐり」(同実行委など主催)が3日、中心商店街、城東・城西地区の店舗や会場で始まり、年代物のひな人形や桃の節句の演出が来場者の目を楽しませている。4月3日まで。
ソシオ一番街では「おかみさんの雛まつり」が開かれ、特設会場には明治期から現代の内裏びなや段飾り、華やかなつるし飾りを展示。一番街ストリートには市内の園児たちによる張り絵が並ぶ。
大谷の河本洋子さん(72)は「明治のおひな様は、実家に昔あった人形に面立ちが似ていて懐かしい。やはり桃の節句は気持ちが華やぎますね」と話していた。
ソシオでは5、6の両日、おかみさん会によるウサギびななどの手作り小物や和菓子を販売。6日は手作りマルシェとして、ストリートで多彩な作品の展示販売もある。
同雛めぐりは、中心商店街、城西・城東地区の計約150カ所に趣向を凝らしたひな飾りを展示。おかみさんの雛まつりも今回は会期中通して観賞できる。
P
ソシオの特設会場で段飾りのひな人形をめでる来場者
城下町雛めぐり