城西雛めぐり イベント多数開催 「ひなちらし寿司」も限定販売/岡山・津山市

経済・産業 ワークショップでひな人形づくりに励む参加者=岡山県津山市、作州民芸館で
ワークショップでひな人形づくりに励む参加者=岡山県津山市、作州民芸館で
         

 「城西雛めぐり」が1日、岡山県津山市西今町の作州民芸館と田町の城西浪漫館で始まり、来館者たちは館内に飾られた華やかなひな人形やつるし飾りをめで、催しを楽しんでいる。30日まで。さらに期間中の日曜日限定で「ひなちらし寿司」も販売している。

 2日は作州民芸館で、城西公民館講座のつるし飾りサークルによるワークショップ「簡単ゆらゆらお雛さま作り」を開催。地域住民8人が参加し、長尾順子さんの指導を受けながら古布と和紙で愛らしい男びなと女びなを完成させた。

 参加者の尾宮洋子さん(74)=小田中=は「みんなでおしゃべりをしながら作業を進め、かわいらしい作品ができた。生き生きとした時間を過ごせて楽しかった」と笑顔で話した。

 この日は日曜日でもあり、1階では木曜日に通常販売している人気商品「ちらし寿司」に春の装いを施した限定バージョンが1パック420円で売り出されていた。錦糸卵の上には、シソで染めて桃の花の形にくりぬいた大根と鮮やかな緑色のサヤインゲンがあしらわれ、季節を感じる弁当となっている。同商品は作州民芸館、城西浪漫館で、各館各日15食販売する。

販売が始まった期間限定の「ひなちらし寿司」
販売が始まった期間限定の「ひなちらし寿司」

 両館を運営する住民団体・城西まちづくり協議会事務局の四方由美子さん(60)は「子どもからお年寄りまで楽しめる優しい味わいに仕上げているので、ぜひご家庭で召し上がってほしい」とPRしている。

 今後、両館では、日曜日にワークショップやコンサートなどさまざまな催しを実施する。

展示されたひな人形
展示されたひな人形


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