「夏のれん展」が岡山県津山市東一宮のさしこう本店ギャラリーで開かれ、涼感を醸すのれんやタペストリーに来場者が見入っている。6月7日まで。
麻を使った作品をメインに約50点を展示。このうち美咲町打穴西の染色家・渡邉洋美さんによる本藍染めは、フジなど植物の絵柄や抽象的な模様、絞りによる縄模様などをあしらい、浅黄色から水浅黄の淡いグラデーションも涼しげ。
このほか京都の職人が手描きしたトンボのいる水辺やアサガオ、鳥獣戯画といった風流な作も並ぶ。
午前10時〜午後6時。水曜日定休。
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涼しげな藍染めや手描きののれんが並ぶ会場